こんにちは、こんばんは。
私は2017年1月からフリーランスのグラフィックデザイナーとして独立し、長らくやらせていただいています。
今の時代、副業は当たり前、そして会社員でいることが安定とは言い切れない時代になりました。
もう正社員で働き続けることに疲れた…。
フリーランスに興味があるけど、実際どんな感じなんだろう?
そう思っている方に向けて、私がフリーランスになって感じたメリット・デメリットをお伝えします。
この記事を読んで1人でも多くの方が、自分の選択としての幅が広がることを応援しています!
結局フリーランスになると後悔する?
結論。
フリーランスは最高です!!
むしろフリーランス以外の選択肢がもう私にはないです。
仕事が軌道に乗ればメリットしかないと言っても過言ではありません。
が、もちろん良いことばかりではないのが現実です。
人によっては、やはり会社に雇われることのありがたみを感じ、正社員やパートなどに戻る方もいるでしょう。
次からはフリーランスのメリット・デメリットについてお話しします。
フリーランスになるメリット
1. やればやった分、頑張れば頑張るほど収入につながる
これは雇われの身では感じることができない、最大のメリットではないでしょうか。
会社に属して働いている時は、どんなに仕事量をこなしても基本的に決まった給料しかいただけませんよね。
さらに言うと、私は中小企業にしか就職できなかった人間なので、ボーナスの期待もできなければ昇給なんてものは、ほとんどありませんでした。
さらにさらに、最終電車で帰る日々を過ごしましたが残業代が出たこともありません…。
そんな会社にしかいたことがないので、なおさら私にとってはフリーとなってやればやった分収入になるのはやりがいになっています。
2. 早く仕事をこなせば、残りの時間は自由時間!
会社員時代は、どんなに自分が早く仕事が終わっても先輩社員に「何かありますか?」と聞いて他の方のサポートに回り、結局残業という日々を過ごしていました。
会社という組織にいる以上、他の誰かの仕事が終わっていなければ手伝う必要があるのが会社員の定めです。
でも、私はこれが本当に嫌だった…。
どんなに定時で仕事を上りたくても、グラフィックデザイナーという職業上それが無理な環境だったんです。
ですが、フリーランスの今はどうでしょうか。
すべての仕事量とスケジュールは自分で采配・決定権があります。
つまり、午前中に仕事を終わらせることができれば、午後は好きなことをしに出かけるなんてこともできるのです!
自分の趣味の時間を十分にもつことができますし、何より、家族との時間を大切にすることができます。
3. 社内の人間関係に悩むことがない
組織に属する以上、そこには様々な人が働いています。そして、必ず合わない人というのが存在しますよね。
でもその存在が直属の上司や先輩だった場合、避けて通ることはできません。
仕事を続ける上で大事な要素となるのが人間関係ではないでしょうか。
では、フリーランスとなった場合はどうでしょうか。
フリーランスは個人事業主です。当たり前ですが、自分1人で采配し決断していきます。
その時に、その判断に対して何かを言われることもなければ、理不尽な指示を出されるような上司も存在しません。
つまり、これまで組織で感じていた悪い人間関係でストレスを抱えることはありません。
フリーランスになるデメリット
1. 今ある仕事がずっと続く保証がない
これは最大のデメリットですね。
会社員時代は給与として、決まった金額がかならず保証されています。
しかし、フリーランスはすべて自己責任。
メリットでは、やればやったぶん収入につながるとお伝えしましたが、その逆ももちろんあります。
やらなければその分資金は減りますし、今日お付き合いがあった人が明日には解約になることもあるでしょう。
日々の変化に敏感に、そしてリスク管理が非常に重要になってきます。
2. やりたい仕事だけを受けられるとは限らない
もしかすると、この部分は会社員時代と同じかもしれません。
やりたい仕事で独立したものの、そこから派生するあまりやりたくない仕事も請け負う必要が出てきます。
それはフリーランスになることで、会社員時代に感じた「なぜこんな仕事会社は受注するんだろう?」と思った答えを実感できると言った方が正しいかもしれません。
仕事はお付き合いです。
当然、良い仕事もあれば割に合わない仕事もあるでしょう。
割に合わない仕事を断ると良い仕事もまわってきません。
良い仕事をまわしてくれる代わりに、いろいろな仕事も請け負う覚悟は必要です。
もちろん最終的には全て自分で選んで受けることも可能です。
ただ、そこまで自分のブランドを高めるまでは、いただける仕事は請け負っていく姿勢はとても大事です。
3. フリーランスを続けることは想像以上に難しい
デメリット1にも通じる内容ですが、フリーランスになった以上、仕事は自分でとってくるしかありません。
今であればwebで募集されているものに応募したり、業務委託を結んでくれる会社に連絡をとるなど手段はたくさんあります。
しかし、仕事を受注し続けることは今あなたが考えている以上に難しいと思った方がよいでしょう。
ほとんどの方は、1年以内でフリーランスの道に見切りをつけるかもしれません。
それもそのはず、私も最初の1年〜2年は、フリーランスの仕事だけでは生活できませんでした。
3年目からようやくパート並みの収入になり、月に0円という日はなくなりましたね。
そして7年目では平均月収約20万くらいにまでなっています。
これはあくまでも私の場合であり、他の成功者の方はもっと稼いでいるケースもあります。
ですが、私のまわりの起業した社長に話を聞いても最初の1年目から手堅い収入を得ることは無理だったと聞きます。
つまり、独立や起業する場合は最初は相当の覚悟をもって挑む必要があり、どんな局面にあっても継続することが何より大事です。
フリーランスは良くも悪くも自由です
私自身がフリーランスで一番不安に感じているのは、やはり収入の確固たる保証がないことでしょうか。
でも、それは自分が選んだ道。後悔はありません。
その代わり、自分がやりたい!と思ったことはどんどんチャレンジできますし、直接収入につながります。
どちらが良いかは、ずばり
人に「管理されたい」か「管理されたくないか」ではないでしょうか。
フリーランスは言葉の通り自由です。
自由である代わりに行動のすべての責任がともないます。それをやりがいと感じられるかどうか。
ここが独立してやっていけるか最初の基準です。
堅苦しいことを書いていますが、実際フリーランスになった私はそこまで責任の重さを感じてはいません。
それはフリーになったことで楽しい!と感じることしかないからです。
結局は、リスクや責任がともないますが、それらを上回る楽しさを感じられるほどの魅力があるということです。
この楽しさを感じることができなければ、最初の苦しい1年を乗り切ることができないかもしれません。
とは言え、収入がなければ生活はできません。
ですが、その生活費さえ貯金できていれば最初の苦しさを乗り越えることもできます。
最初にも書きましたが、フリーランスになる上で最も重要なことはリスク管理です。
これは会社員であっても同じです。
今あるモノ、コト、ヒトが当たり前ではありません。
ずっとあって当たり前のものが明日にはないかもしれない、それを考えて行動しておくのがリスク管理です。
フリーランスになることは実は何も怖くはありません。
何も装備を持たない勇者が旅に出たら即ゲームオーバーですが、事前知識をもち、しっかり準備することで自分のやりたいを仕事にすることができる。これがフリーランスではないでしょうか。
少しでも迷ったら副業でも良いと思います。
これからの時代、個人事業主として働くことが収入アップの近道になります。
ぜひ1人でも多くの方が、自分の道をクリエイトしていただけたらなと思います。